ひとりめ妊活と同じように通常刺激法で行った前周期で初期胚1つのみの凍結だったことと、AMH:0.86という40歳前半の結果を踏まえ、今回は前周期にてサプリを服用して、治療周期は低刺激法にて卵胞刺激をすることにしました。




ふむふむ、服用しないよりした方がいい報告があるってことですね。
DHEAは最初の1週間は1回/日から開始、その後は2回/日としました。最初から2回/日だとふきでものでちゃうらしいです。10代かっ笑
メルスモンはサプリですが注射でした。ただ古くからあるサプリなので安価で少し安心しました。
今回はふたりめ妊活2回目の採卵周期についてまとめていきます。
- 前周期あり、低刺激法での採卵
- 採卵周期のスケジュール
- 受精卵発育記録
- 採卵にかかる費用について
前回は通常刺激法で8個の採卵できましたが、胚盤胞まで発育した受精卵は0、今回は、1個あたりへのホルモン量を増やして質の高い卵子が採れるように治療していきます。

治療スケジュール
通院スケジュールはこんな感じでした。
前周期(月経14日目までに)
- L-カルニチン・DHEA:2回/日
- メルスモン 1回/週
D2:内診、採血(FSH、E2、LH)
D8:内診、採血(E2、E4)
→採卵日決定
D11:採卵日
-受精卵培養&凍結-
採卵1週間以降:医師説明
治療周期の投薬スケジュールはこちらの通りです。(青字は注射)
- D3:クロミッド2回/日、プレドニン1回/日、メルスモン1回/日
- D4:クロミッド2回/日、プレドニン1回/日
- D5・D7:クロミッド2回/日、プレドニン1回/日、メルスモン1回/日、HMGフェリング1回/日
- D8:プレドニン1回/日、HMGフェリング1回/日、セトロタイド1回/日
- D9:プレドニン1回/日、セトロタイド1回/日
- D10:0:00、0:30、1:00にブセレリン(点鼻薬)
- D11:採卵日
ここからは、スケジュールの詳細を紹介します。
前周期
前周期は、月経14日目までに通院し、サプリの服用開始とともにリラックスできるように心がけました。
休日は夫に時間をもらって、マッサージに行ったり、カフェで読書やブログを書いたりとじぶん時間を取るようにし始めた時期でした。
▽このころから「ラフィネ」に通うようになりました。
D2
採卵周期は、D1にクリニックに電話して「採卵周期です」と伝えるとD3までに予約を入れてくれます。今回はD2に通院しました。
内診で卵胞が腫れていない(採卵可能)かと採血でホルモン値が落ち着いているか確認します。採血結果が出るまで40分間かかるという前回の学びから予約時間より1時間程前にはクリニックに行き、すぐに採血してもらいました。
この日から内服と注射のスタートです。低刺激法では、サプリを含め隔日の注射なので、前回よりは気持ちと朝の時間に余裕を持てました。
D8
D2と同じく内診と採血でホルモンチェック、この日から2日おきに診察となるのですが、今回は、3日後に採卵することに決まりました。
私は言われるがままでしたが、通常?前回?よりも早いタイミングだったので、看護師さんが「えぇぇ…?!」という感じで急いで点鼻薬を準備してくれたり、採卵日の説明してくれました。
採卵日
採卵当日スケジュール
採卵当日は、夫が在宅勤務にしてくれたので、ゆっくり出発できました。
- 7:30:夫から精液を受け取る
- 8:45:クリニック到着、得意先から電話!
- 9:00:精液と注射廃棄物を渡す
- 9:05:個室待合室へ移動
- 9:15:採卵室へ移動
- 9:20:採卵→貧血で倒れる!
- 9:35:個室待合室の長椅子に寝かせてもらう
- 10:00:ケーキとお茶を頂く
- 10:05:待合室へ移動
- 10:30:ガーゼ抜き、医師説明
- 10:45:培養士からの説明
- 11:00:会計なしで帰宅、得意先へ移動
当日は午前休を取っていましたが、12時頃に得意先に行かなければならず、朝も8時45分に得意先からクレームの連絡で、朝からの絶食も伴い、採卵後に目の前が真っ暗になってしまいました。
看護師さんが痛み止めの座薬&内服をくれて、長椅子も頭を低くして寝られるようにしてくれました。
次の方もいたのにバタバタで申し訳なかったです。。準備されていた軽食、おいしかったです♡
前回と同じですがポイントも書いておきますね。
- 当日は朝から絶飲食(水分可)
- 化粧・コンタクト、ブラジャーを外し、下はオペ着に着替える
- 持ち物:ナプキン、自宅採取精液カップ、自己注射廃棄物
- 帰宅後は安静、入浴不可
- 大量出血が持続するときはクリニックにすぐ連絡
座薬の効果なのか、医師からの説明までには、貧血も良くなり、前回のような下腹部のおもだるい感じがありませんでした。
精子の状態もよく、3個の卵子(うち未熟卵1つ)が採れたことと受精確立を高めるために顕微授精を選択することを説明されました。

培養士さんからの説明
今回も培養士さんからの説明がありました。
- 今回の採卵について
- 今後のスケジュール
- 採卵・受精・培養・凍結保存料金
培養士さんからの口頭説明はこのような内容でした。
今回の採卵は、「低刺激法」にて誘発しました。採卵で得られた卵子は「3個 」です。未熟卵の1個は受精できないかもしれません。すべて「顕微授精法」での受精を行います。
今後のスケジュールは、本日に受精、3日後に医師によるチェックを経て通常は5日間、長くても6日間の培養をします。明日「受精状況」、1週間後に「培養状況」をメールで連絡します。
本日より1週間後以降で予約を取って来院してください。
費用については、①採卵(2回目・低刺激法):¥180,000、②顕微授精:¥50,000、③受精卵凍結保存(1~3個):¥50,000、④次回診察:¥10,000(最大)、合計:¥290,000(税抜)を次回にお支払い準備をお願いします。
前回より8万円安い!いずれにせよ高額ですが、1回の採卵数は少ないもののこんなに金額が違うことに驚いてしまいました。
前周期含め約2ヶ月、その期間の給与よりも安くなったことに安心感を覚えました。毎月治療できたらよいですが、金銭的には厳しい治療です。
受精卵発育記録
メールでの連絡
培養士さんからの説明通り、採卵翌日と1週間後にメールで受精と培養・凍結保存の状況が届きました。
翌日の受精状況のご連絡はこんな内容でした。
顕微授精を2個実施し、受精2個でした。
採卵した3個の卵子のうち1個は未熟卵または採卵時に変性していたため、治療に使用できませんでした。


デジャヴでしょうか?笑
女性はインターネットなどで調べに調べて、先生、看護師さんたち、培養士さんから直接話を聞くからなのか、いつまで経っても夫との理解度の差が縮まらない気がします。

続いて、1週間後のご連絡はこのような内容でした。
培養5日目の胚盤胞1個を凍結保存しました。残り1個は発育停止したため凍結保存はできませんでした。
受精卵のグレードは、医師より診察日に説明します。




え?3人目のために??私としては、今回も1個だけの凍結受精卵だと、移植が成功しなかったときに、もう一度「採卵」となって、その採卵周期が35歳を迎えているので、34歳のうちに採卵しておきたい、ということだったのですが、、、

医師からの説明
まずは、先生から今回の凍結受精卵のグレードを聞きました。


…あれ?夫の話していたことが口から出ちゃった笑

あれ??今回の結果報告とともには、前周期の治療には入れないようで、改めて、予約を取ることになりました。待ってもいいから同日にまとめてくれるとありがたいなぁと思ってしまいました。

費用について
採卵周期でかかった費用の合計は、376,117円でした。
通院毎にかかった費用はこちらの通りです。
- 前周期(診察+サプリ&薬料):11,930円
- D2(診察+サプリ&薬料):24,485円
- D8(診察+注射&点鼻薬追加):28,875円
- 採卵日の診察+薬料:1,727円
- 採卵・受精・培養・凍結保存料:308,000円
- 採卵結果の説明:1,100円
前回よりは15万円ほど経済的負担が少なくなりました。


おわりに
ひとりめ妊活で授かったときはグレード4AAの胚盤胞、今回は4BBでした。
でも、転院してから移植2回、採卵1回成功できていなかった私にとっては、大きな前進で、ようやく先生や看護師さん、培養士さんを信頼できるようになってきたと感じました。
「一緒に前に進める、信頼できるクリニック」この感覚がしんどい不妊治療においては、とっても大切なんじゃないかと私は思います。
よーし!もう1度の採卵もがんばるぞー!
※このブログの内容は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。