ふたりめ妊活の初めての採卵は、前回と同じ方法で行ったにも関わらず胚盤胞まで培養できた受精卵は0でした。
ひとりめ妊活のときは、5個の卵子が採れて3個胚盤胞まで育ったのに、年齢には勝てないのかしらと絶望的な気持ちでした。
今回の記事では、採卵結果と一緒に聞いたこれからの治療方針についてまとめていきます。
- AMH(アンチ・ミューラリアン・ホルモン)とは?
- AMH(アンチ・ミューラリアン・ホルモン)の結果から採卵方法の変更
- AMH(アンチ・ミューラリアン・ホルモン)の結果からサプリメントによる治療の追加
不妊治療で体外受精を経験しているのにAMHについて知りませんでした。
AMHとは?




ここからはこちらのサイトを参考にしています。
アンチ・ミューラリアン・ホルモンの略
AMHは、アンチ・ミューラリアン・ホルモンの略で「女性の育ち始めの卵胞から分泌されるホルモン」です。
血中AMH値は、卵巣内で待機している卵胞の数に比例するので、AMHの値が低い=卵巣の中に残っている卵子が少ないということになります。
近年注目を集めている検査のようです。
※AMH検査は卵巣予備能の目安となりますが、妊娠を保証するものではありません。
AMHの検査方法
AMHは血液検査で測定できます。
不妊治療をしているほとんどの医療機関で検査可能のようです。(事前に確認するといいかもしれません。)
私の場合は、感染症等の検査とともにしてもらっていました。
結果はこちらの通りでした。
検査結果
34歳では、基準範囲(ng/mL):0.38~11.16、中央値(ng/mL):3.14です。
私の結果はこちらの通りでした。
0.84ng/mL
ざっくり言うと42歳と43歳の間の中央値と同じという結果でした。もちろん、そのように言われたわけではありませんが。


採卵方法の変更
AMHの結果を受けて、次回からの採卵方法を変更してもらいました。
低刺激法への変更
通常刺激法では、月経3日目から採卵日までほぼ毎日1~2本の注射を投与していました。低刺激法はバリエーションがあるようですが私が提案されたのはこのような内容です。
- 月経3日目から2種類の内服薬を毎日服用
- 月経5日目から1~2種類の注射を隔日投与


サプリメントの追加
今回はサプリメントによる前周期をお願いしました。アンチエイジング系のサプリメントを服用、投与して1周期を過ごす、つまり「アンチエイジング」期間です。
(もちろん、そんなことは言われない笑)
先生からは、「採卵周期に向けて心身共に整える、サプリメントによる治療期間」と聞きました。

費用について
今回はAMH検査の費用のみ記載しておきますね。
- AMH検査:7,480円
検査費用は医療機関によって5,000から10,000円の間くらいのようです。
おわりに
採卵結果をメールで確認した時はどん底に落とされた気持ちでしたが、AMH検査をしてくれていたことで、私に合った治療方針を先生が相談してくれました。
もちろん、年齢相当に卵子の数があればいいし、質も良ければなお良いのですが、そこは変えられないので、1つ1つの卵子を丁寧に育てる治療とともに、仕事・育児・不妊治療といっぱいいっぱいのストレスフルな生活を送る中、栄養状態も運動習慣も良くなかったと思うので、そこも改善していこうと思いました。
体外受精は身体にも費用面も負担は大きいですが、うまくいかないときの要因もわかりやすくていいなと前向きに考えるようにしていきます。
※このブログの内容は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。