この記事では体外受精の移植について経験談まとめています。
私(妻)32歳、夫36歳のときでした。
この記事ではこんなことがわかります。
- 前周期なし、凍結-胚盤胞期胚での移植
- 移植周期のスケジュール
- 移植の結果
- 移植にかかる費用について
IVF説明会では、「採卵」で複数個の良好胚が培養できた場合、その後は胚の個数分の回数移植ができると聞いていました。
私の場合、3個の胚盤胞期胚を凍結しているので、3回移植ができることになります。
今回は、1回目の移植について書いていきます。
治療スケジュール
通院スケジュールはこんな感じでした。
前周期:採卵後、卵巣に腫れなどがないか確認、同意書受取
D1:電話で「移植周期」と伝える
D15:内診(子宮内膜の確認)、同意書提出
→移植日決定
D20:移植日
移植1週間後:黄体ホルモンの注射
移植2週間後:高感度妊娠反応検査
投薬スケジュールはこんな感じでした。
- D3~15:エストラーナテープ3枚/2日
- D15~19:ルトラール3回/日
- D20:採卵日
採卵周期と比べて移植周期は通院&投薬ともにゆるやかな周期でした。
前周期
前周期に採卵後の影響がないか確認をするため、内診をしました。
その後、移植の治療スケジュール表を渡され、移植周期の治療&投薬スケジュールの説明を受けました。
D15
事前に先生からはこんなことを言われていました。

できれば早くと考えていたことと、2017年9月は仕事もそこまで立て込んでいなかったので、採卵後から最短の周期で移植をお願いすることにきめました。
当日の内診結果はこちらの通りでした。
- 子宮内膜:11mm
最低ラインの8mm以上になっていたので、この日から黄体補充を開始しました。
移植日
当日は、仕事を1日休みにしました。
移植当日のスケジュール
移植に際しては、抗不安薬の投薬がなかったため、自分で車を運転してクリニックに向かいました。
- 11:00:クリニック到着
- 11:05:個室待合室へ移動
- 12:30:移植室へ移動
- 12:35:移植
- 12:50:個室待合室へ移動、ハーブティを頂く
- 13:50:待合室へ移動
- 14:00:ガーゼ抜き、医師説明
- 14:15:会計なしで帰宅
採卵と同じく移植もあっという間に終わり、痛みもありませんでした。
ゆったりとした気持ちでハーブティを頂き、個室待合室でうまくいったかなぁと少しうきうきしながら時間を過ごしました。
1時間程休憩をして、診察室へ向かいました。
移植時の注意点がいくつかありましたので書いておきますね。
- 胚移植当日のキャンセルは不可(凍結胚を融解してしまっているため)
- 移植日の来院時間に遅れた場合は移植不可
- 移植前に排尿をすませておく
採卵と比べると注意点が少なかったように感じました。
診察室では、融解した胚盤胞期胚が移植時にはすでにすくすく育ち始めていたことを説明されました。

妊娠判定
移植2週間後に妊娠判定のため通院しました。
結果はこちらの通りです。
妊娠判定:陽性♡♡♡

妊娠できていました!
本当に本当に嬉しかったです。
妊娠8週目を過ぎたら、一般産婦人科へ転院となるので病院を選んでおいてくださいと説明されました。

費用について
移植周期でかかった費用の合計は、165,269円でした。
通院毎にかかった費用はこちらの通りです。
- 前周期(スケジュール説明+薬料):5,421円
- D15(診察+薬料):15,228円
- 移植料:132,840円
- 黄体補充料:1,080円
- 黄体補充+妊娠判定料:10,700円
移植料は当日より1週間以内に振り込みでの支払いでした。

おわりに
2017年7月に採卵した胚盤胞期胚を凍結保存し、2017年9月に融解後移植をしました。
3個の採卵のうち、1番グレードの高い4AAの胚盤胞期胚を移植しています。
どきどきそわそわした2週間でしたが、妊娠判定は陽性♡♡♡と大変嬉しかったです。
まずは、8週目まで夫婦のみで喜び、一般産婦人科へ転院時に家族や上司に話していこうと考えています。
このまますくすくと成長してくれますように…
※このブログの内容は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。