



こんな感じでまずは、一般婦人科に相談に行くことにしました。
この記事では、実際に一般婦人科に4ヶ月間通った経験談をまとめていきます。
- 妊活を始めてから通院までの期間は?
- 一般婦人科での不妊治療
- 一般婦人科での通院スケジュール
- 一般婦人科でかかった費用について
不妊治療をしていることをまわりに知られたくないという方もいますよね。特に男性には多いのかなと感じます。
夫も知り合いに会ったら気まづいという理由で、まずは一般婦人科、まずは、妻(私)だけで行ってきて!という感じでした。
妊活を始めて半年間で通院を始めました
2016年6月から基礎体温や排卵予測をしてのタイミング法で半年間妊活をしました。
半年間というタイミングよりも、2017年の新年を迎えるタイミングから心新たに前に進みたい!という想いになり、通院を開始することにしました。
✓30歳以降は、1年間を待たずに妊娠の試みが正しいかどうか、妊娠する確率を高める方法はないか相談に、受診してください、と書かれています。
一般婦人科に4ヶ月間、通いました
一般婦人科には、4ヶ月程通院しました。
通常診療は予約制ではなかったので、仕事に支障の少ないように朝一番に受診できるようにしていました。
通院した内容はこんな感じです。
- 基礎体温・排卵予測についての相談
- 排卵誘発法
- 不妊の検査
基礎体温・排卵予測についての相談
まずは、今までのルナルナアプリやドゥーテストでのタイミング法が合っていたのかを確かめたくて相談しました。
妊活を半年間してきたことを伝え、基礎体温を見ていただきました。
すると、先生からはこのように言われました。

2週間後に通院。
言われたとおりに最近1ヶ月と2週間分を基礎体温表に記録して持参しました。

これを見て先生はこう言いました。

「無排卵月経」。
私は、月経周期が安定していたので大丈夫と思っていたのですが、妊娠しない原因の1つに無排卵の月経があると説明されました。
✓無排卵月経は、あまり特徴がなくストレスも原因となるようです。治療を受けずにいると妊娠が困難になる可能性があるようなので、気になる方は早めの受診をおすすめします。

基礎体温と今までの不妊期間から排卵誘発法を始めることになりました。
排卵誘発法
排卵誘発法は3周期行いました。
始める前に黄体ホルモン剤のプロゲステロン3回/日×5日間を服用しました。
- クロミッド1回/日×5日間
- クロミッド2回/日×5日間
- クロミッド3回/日×5日間
毎月2回、内診台で卵胞の大きさを計測していただいて、排卵のタイミングで先生からこう言われていました。

ルナルナでは「仲良し日」でしたが、先生は「頑張ってね♡」でした。
医療言語でいい言葉を作ってほしいですよね笑
「頑張ってね♡」のときは、エストリール2回/日×3日分を服用していました。
通院スケジュールはこんな感じです。
- D1~5:診察、クロミッド処方
- 10日後:診察、卵胞チェック、タイミング指示、エストリール処方
- 1週間後:黄体補充の注射
2周期目までは3回/周期の通院でした。
3周期目は、忙しいを理由に後回しにしていた検査のために2回多く通院しています。
検査結果に問題はなく、クロミッドも最大量まで増やしても妊娠しなかったため、先生から提案がありました。

この提案を受け、4周期目の排卵誘発法と並行して通水検査をしてもらいました。
通水検査
通水検査では、こんなことがわかると説明を受けました。
卵管のつまり具合を確認する検査です。
詰まっている場合にも、水を通すことで詰まりが取れ、検査後しばらくの期間は妊娠確立が高くなるという報告もあります。
通水検査は予約制で、月経開始8~10日目、15時からと決まっていました。
すぐに検査したかったので、月経開始翌日に通院して予約!
その周期の予約がいっぱいになってしまうと翌周期にまわされちゃうようでした。
通水検査の流れはこんな感じです。
- 15:00:診察室で説明
- 15:05:内診台で検査
- 15:10:別室で休憩
- 15:50:診察室で結果説明
- 16:00:会計、帰宅
通常は、1時間ほどで帰宅できるようです。
ところが、私の場合は検査の途中で中止となり、腹痛が引かずに1時間多く休憩させてもらいました。


腹痛はしばらく引かず、とにかく体調が優れませんでした。
「専門施設に…」と言われてショックというよりも納得の検査結果でした。
卵管にも問題があるんだろうな…という不安と、でもそれが改善できたら妊娠できるのでは?という期待で、すぐに専門施設について調べ、紹介状を書いてもらいました。
ここまでの通院でかかった費用を次にまとめます。
費用について
採卵周期でかかった費用の合計は、27,740円でした。
1回の通院での費用は500~4,470円でした。
1ヶ月毎にかかった費用はこちらの通りです。
- 2016年12月:5,430円(通院回数:2回)
- 2017年1月:5,390円(通院回数:3回)
- 2017年2月:4,680円(通院回数:3回)
- 2017年3月:8,040円(通院回数:5回)
- 2017年4月:4,180円(通院回数:3回)
保険適応での治療&検査だったので、そこまで高額にはなりませんでした。

こうして転院することになりましたが、せっかくなので、最後に一般婦人科に通院するメリットとデメリットをまとめたいと思います。
一般婦人科での不妊治療のメリットとデメリット
一般婦人科での通院にメリットもデメリットもあると思います。感じ方は、人それぞれだと思うので、参考までにお読みください。
一般婦人科に通院するメリット
私はこんなことを感じました。
- 予約せずにその日なら何時に通院しても良い
- 妊婦さんや高齢女性から明るいおしゃべりが聞こえてくる
- 妊娠後も通院できる
予約せずにその日なら何時に通院しても良い
働きながらの通院だったので、主には朝1番でしたが、午前中に予定があるときなどは18時までに行けばよかったので助かりました。
妊婦さんや高齢女性から明るいおしゃべりが聞こえてくる
明るいという表現があっているかは微妙なところですが、朝1番に行くとお孫さんのいる世代の女性がいつも複数人いて、「嫁が家事をしない」とか「孫の送り迎えが大変だ」とかいいながらも、楽しそうにおしゃべりしていました。
妊婦さんは、「今、何ヶ月ですか?」とか「同い年ですね」なんて話していて、うらやましくもあり、私も妊娠したらこんな感じなのかな?と温かい気持ちになりました。
妊娠後も通院できる
妊娠できた場合に、通院先を変える必要がなく、同じ先生に産後まで診ていただけるのはメリットだなと思っていました。
一般婦人科に通院するデメリット
一方でデメリットも感じることもありました。
- 必ず妊婦さんがいること
- 待ち時間が長く、診察は2~3分
- 様々な疾患を抱える患者さんを診ている
必ず妊婦さんがいること
一般婦人科では、婦人科系疾患の患者さんもいますが、多くは妊婦さんです。
将来を想像できるというメリットにもなる一方で、妊娠が成立せず再スタートというときに見る妊婦さんは、少し辛かったです。
いいなぁっていう目で見ていたと思います。
待ち時間が長く、診察は2~3分
朝1番の9時に診療してもらうには、7時半には診察券を受付に出し、1時間半待ちました。
他の時間でも大体同じくらいの待ち時間でした。
診察室に入ると先生がカルテを見て、ぱぱっと問診&内診台へ、処方せん出しますねという流れでした。
不妊治療をしている私は、「なぜ妊娠しないのか?」「なぜこの治療なのか?」「妊娠できる?」といろんなことを聞きたくなります。
でも、様々な疾患を診ている先生は、私だけを特別扱いできません。
しっかり話を聞いてほしいと思う場合は、専門施設に転院を考えてもいいのではないかなと思います。
おわりに
一般婦人科では、妊娠することができませんでした。
ただ、今までのタイミング法の不安を相談でき、排卵誘発法と通水検査を経て卵管にも問題がありそうという課題が見えてきました。
これからは、不妊治療を専門とする施設での治療になります。
働きながら通院できるのかという不安もありますが、専門施設なら妊娠につながる道を見つけてくれるかもしれないという期待もあります。
まずは、リラックスして体を温かくして、予約日まで過ごしたいと思います。
※このブログの内容は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。